見る · 0:3301 · 首と後頭部 · レッスン 4
耳を引っぱる:上へ、横へ、下へ
耳をやさしくつまんで引っぱります。まず上へ、次に横へ、それから下へ。各方向10回ずつ、ゆっくりと、耳介の周りの皮膚が張るのを感じながら行います。
- 回数
- 上、横、下それぞれ10回ずつ。無理のない上限は各方向30回です。
- 頻度
- 毎日、耳を回すエクササイズの直後に行いましょう。よく話す日や歯を食いしばる日は、夜にもう一セット加えてください。
正しいやり方
耳介の縁を指の腹でつまみ、爪は使いません。引っぱりはなめらかに強めていき、最後に一秒だけ止めます。方向は順番に、左右対称に行います。両手を同時に使うことで緊張の偏りを防げます。
よくある間違い
なめらかな引っぱりの代わりに素早く引っぱると、伸びるのは耳たぶの皮膚だけで筋膜には届きません。イヤリングをつけたまま行うのは直接的なケガのリスクです。そして方向を飛ばさないこと、下への引っぱりは地味に感じても上と同じくらい大切です。
効く理由
耳介は靭帯で側頭骨に固定され、耳の筋肉を通して側頭頭頂筋膜とつながっています。さまざまなベクトルへ引っぱることで、側頭筋を取り巻く結合組織の層に牽引をかけ、滑走面同士の可動性を高めます。さらに、耳前リンパ節と耳介後リンパ節へ向かうリンパ管が活性化されます。これは顔の上三分の一にとって最も近い集合地点です。
これを選ぶ理由
これはウォームアップの続きですが、効果は違います。温めるのではなく、実際に伸ばしているのです。上への引っぱりはこめかみを目に見えて引き上げ、下への引っぱりはあご角の後ろのゾーンを解放します。多くの人が初めて、頭の側面の皮膚がどれほど「貼りついて」いるかを実感します。
簡単な理由
どれくらい引っぱるかは自分の感覚が教えてくれます。心地よいと感じる分だけ引っぱればいいのです。失敗しづらく、効果はすぐに感じられ、かかる時間は三十秒だけです。
期待できる変化
三十秒で、何か月も緩まなかったこめかみが緩みます。明日もまた練習に戻りたくなる、そんな感覚です。